株式会社昭和工業さまについて
株式会社昭和工業さまは、埼玉県さいたま市に本社を置く建設会社です。主に盛土造成や築堤といった土砂の工事、道路や下水道工事といった公共工事を受注されています。
創業は昭和47年。約50年もの歴史を誇り、「人と自然との調和を図れる」企業として、水・土・緑、自然環境を生かす活動をされています。さらにお客さまの信頼と満足を重視し、施工の品質向上を目的としたISO9001を取得されています。
今回は、株式会社昭和工業 経理課長 小内さま、営業部 田中さまに、Microsoft 365導入までの課題とその後のご活用状況についてお話をうかがいました。
課題は「外出時の情報共有」
建設業という業務の特性上、社員の方々の外出が多い昭和工業さま。課題は「外出時の情報共有」でした。
以前は社用携帯電話がスマートフォンではなかったため、機能は主に通話のみ。現場で他社から電話があり、「メールを見てください」と言われても、事務所に戻ってパソコンを開かないと会社のメールが確認できませんでした。
帰社には移動の時間がかかり、メールのために帰社できない場合もあり、メールに関わる対応は常に遅くなってしまう……といった状況にお困りでした。
そのような状況下、2019年に浅間商事上野本社のオフィスツアー(見学)にご参加。浅間商事のMicrosoft 365を中心とした自社の活用事例をご覧いただきました。
クラウドメールやビジネスチャットなどのデモをご覧いただき、課題解決の糸口を見つけていただくことができました。
Microsoft 365とは
- サブスクリプションサービス(月額/年額払い)
- クラウドに対応
- さまざまなアプリケーションとサービスを利用できる
Microsoft 365は従来の「買取型」を「サブスクリプション型」にしたものです。契約期間中に一定の費用(年額/月額)で、最新のOfficeソフトやグループウエアなどを利用できます。
また、Microsoft 365は「クラウド版」の利用ができます。クラウド版では、ソフトをインストールしたパソコンからだけではなく、そのほかの端末のブラウザーや、スマートフォンなどのデバイスで、Officeソフトや各種サービスを利用できるのが特長です。
そして、従来のOfficeソフト(WordやExcelなど)に加え、メールやビジネスチャットなどのサービスが利用できます。
本事例でご紹介するMicrosoft Exchange Online(マイクロソフト エクスチェンジ オンライン)は、マイクロソフトのクラウド型メールサーバーです。
従来のプロバイダーが提供するPOP形式のメールと異なり、マイクロソフトが管理するサーバーでメールを保存・管理できるため、異なる端末でメールを送受信できるようになります。
また、Microsoft Teams(マイクロソフト チームズ)は、ビジネスチャットと呼ばれるコミュニケーションツールです。
掲示板のような見た目で、テキストのやり取りやファイル共有ができるだけでなく、Web会議(ビデオ会議、もしくは音声通話)機能もあります。
いずれのツールもクラウドサービスのため、インターネットと端末(パソコンやスマートフォンなど)があれば利用でき、かつデータも同期されるのが特徴です。
浅間商事のご提案
昭和工業さまが浅間商事のオフィスツアーに参加された頃、社用携帯電話がちょうど更新時期を迎えていました。
この更新を機会にスマートフォンへ変更され、このスマートフォン導入と同時にMicrosoft 365を導入されました。
導入サービス※:
- Office 365 Business Essentials サポート付ライセンス
- Office 365 Business Premium サポート付ライセンス
Microsoft 365の他にも、田中さまが以前利用したことがあるサイボウズや、社員の皆さまが個人で使われているLINEも検討されました。
しかし、サイボウズは他の社員にとって新しいツールのため導入にハードルを感じ、個人のLINEは無料のサービスを業務で使うことに不安を感じられていました。
お客さまのご希望:
- スマートフォンを活用して、外でもメールを見たい。
- 業務用に適したツールを使いたい。
- 導入ハードルが高いものは避けたい。
以上のようご要望がある中、Microsoft 365の次の特徴がお客さまのニーズにマッチしました。