テレワーク導入を決めるまでの経緯
大手企業の子会社として、親会社さまの保険・リース、一般商品や資材の手配、ビル管理などを代行されている会社さまのテレワーク導入事例です。
浅間商事とのお取引は、2019年ごろ、社内のパソコン・サーバーの入れ替えから始まりました。社内にIT専任のご担当者がいらっしゃらなかったため、浅間商事より定期的にITアドバイスをさせていただいていました。
2020年に新型コロナウイルスが流行。3月ごろより親会社さまが先行して、国の要請による出社率の低下のために交代勤務を取り入れました。
しかし、自社は従業員数が少ないため交代勤務は困難でした。また、パソコンもデスクトップパソコンのため持ち出しはできず、機密情報を含まない一部の書類だけを持ち帰っての業務継続は容易ではありませんでした。
「何ができるだろうか」とお悩みの時期に浅間商事にご相談をいただき、テレワーク体制の整備をお手伝いさせていただきました。
約1年。テレワーク導入から本格稼働までの経緯
テレワーク実施体制の整備は、お客さまと浅間商事の二人三脚でした。
お客さまはまず、各部門の業務の洗い出しと、(主に在宅勤務を想定した)テレワーク実施で考えられる課題の整理をされました。その課題を解決できる技術・必要な機器を、浅間商事からご提案いたしました。
さらに、お客さまはテレワークに対応した社内の就業規則変更にも着手されました。社会保険労務士事務所にご相談され、就業規則の整備および後述のテレワーク助成金申請の際もご活用されました。
2020年夏ごろより準備を進め、2021年4月より、主に在宅勤務を想定したテレワークを本格稼働されています。
2020年夏ごろ:導入準備開始
- 浅間商事より、テレワーク助成金を利用できる各種機器をご提案
- 社内の就業規則変更および助成金申請のため、社会保険労務士事務所にご相談
2020年12月:助成金申請の承認
- 機器の購入(モバイルパソコン、周辺機器、UTM)
- VPN接続、リモートデスクトップ設定、セキュリティの整備
2021年1-3月:テスト運用
- 主に在宅勤務中のITトラブルに不安
- 浅間商事ITサポートをご提案、加入を決定
本稼働:2021年4月(就業規則も変更)
- ITサポートご加入
- Microsoft Officeプレインストール版からMicrosoft 365に切り替え(クラウド対応)
主な導入商品・サービス
商品やサービスの導入にあたり、選定基準は次の2点でした。
- 安心して在宅勤務ができること
- テレワーク助成金の対象商品
これらの条件を元に、浅間商事からご提案した主な導入商品・サービスは次の通りです。
- テレワーク用モバイルパソコン(会社はデスクトップパソコン。自宅用に別途モバイルパソコン導入)
- 周辺機器(WEB会議用ヘッドセットなど)
- UTM(VPNオプション設定付き)
- ITサポート