2015年6月、IPAからセキュリティ運用についての注意が発表されました。その中で「多層防御」というキーワードが提唱されています。近年巧妙化しているサイバー攻撃を受け、ウィルス対策ソフトだけのセキュリティ対策には限界があるということですね。
多層防御によって、ウィルスの侵入を防ぐこと、そしてウィルス感染してしまったときのデータの保護など、複数の層でセキュリティ対策をすることが望ましいです。今回は多層防御によって社内のセキュリティ対策を強化したお客様をご紹介します。
課題:セキュリティ対策の多層防御
もともとウィルス対策ソフトのみ導入していましたが、サイバー攻撃被害の影響を懸念し、セキュリティー対策を多層防御に強化したいという課題をお持ちでした。
解決策:UTM導入→セキュリティレポートで状況をチェック。バックアップでデータ保護
浅間商事ではUTMの無料デモンストレーションを実施しております。今回のケースではどんな脅威から攻撃がきているのかを把握するためデモでUTMを設置し、セキュリティレポートを作成しました。このレポートの結果、複数の攻撃を受けていたため、ウイルス対策ソフトに加えUTMの正式導入を決定。
さらに、社長や役員、経理担当の重要なPCのデータを保護するため、PCバックアップパックを導入。全社の共有ファイルのバックアップを取るため、NASパックを導入しました。これで万が一ウィルス感染してしまった場合のデータ復旧にも備えることができます。
このケースの多層防御
- 1層:UTM「ネットワーク全体の保護」
- 2層:ウィルス対策ソフト「パソコンの保護」
- 3層:データバックアップ「データの復旧」
レポートの例
提出するレポートはこのようにぱっとわかりやすく好評いただいております。
※UTMのメーカーによってレポートのテンプレートは変わります
効果:ウィルス侵入の防止。迷惑メール激減!
UTM 導入により毎月数十件以上の脅威を低減、併せて毎日届いていた迷惑メールも激減しました。導入後のフォローとして、浅間商事は定期的にセキュリティレポートを作成・報告し、最新の脅威とその対策について情報提供をさせていただいております。
お客様からは「バックアップパック導入により、PCの故障や誤ったデータ削除などを心配することなく、安心して仕事が出来る様になった」とのお声をいただきました。
UTMの取り扱いについて
浅間商事は WatchGuard社、 checkpoint社、 fortigate 社製のUTMを取り扱っております。サイバーセキュリティ対策促進助成金など補助金の活用についても情報提供しておりますので、UTMについてご不明なことがあればお気軽にご相談ください。