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テレワーク・デイズレポート第1弾の社長編に続き、今回は社員の当日の様子をご紹介します。業務内容やライフスタイルの違う社員3名、それぞれが感じたテレワークのメリット、デメリットとは?
ケース1:テレワークでイクメンぶりを発揮!システムソリューションチーム Wさん
業務内容:学習会参加、資料作成、メール対応など
午前中はキヤノン学習会に参加。自宅に誰もいなかったのでリラックスした状態で集中することができた。子供が帰ってきた瞬間、マウスやらスマホやらを奪われてしまったので、個室等用意しないと自宅での作業は難しい。
CRMが使えないので、事前に必要データ等の準備が必要。それ以外はモバイルPCがあれば何でも対応可能なので、テレワークに限らずモバイルPCの価値は高い。また、普段は家に着く頃には子供は寝ているが、保育園の送迎や、夕食、お風呂、寝かしつけといった育児協力はやはり必要だと感じた。
ケース2:社員が頼る知識の塊!システムソリューションチーム Sさん
業務内容:電話サポート、ホームページサンプル作成
自宅にてCMS系のホームページ作成と電話サポートを中心にテレワーク。落ち着いた環境で集中して作業することができました!
メリット
- 毎日約6時間の通勤前準備&通勤時間がゼロに!
- 周囲の雑音を気にせず作業に集中できる!
- 昼休みに仮眠がとれる!
課題
- ネット環境:iPhoneのテザリングだけでは無理があるかも?電話回線とネット回線は別が理想的!
電話とネットの両方を使用している最中に一部アプリがフリーズ! 電話サポートしながら、テザリングでネット検索を行いつつ、イラストレーターなどのアプリを操作。それに加えて、OutlookやTeamsを操作すると、OutlookとTeamsだけがフリーズしてしまった!
テレワークに有効なアプリ
- Teams(Office365):チームへの連絡、電話問い合わせへの回答など
- Exchange = Outlook(Office365):メール処理、問い合わせへの回答など
- Adobe Creative Cloud:ホームページ素材の作成、問い合わせ処理など
- CMS系ホームページ作成システム:ネット環境のみでホームページの作成が可能!
ケース3:「自宅から一歩も出なかった…」 マーケティングチーム Iさん
業務内容:資料作成、web解析、CMSでの作業など
自宅にてweb解析ツールを使って資料作成を中心にテレワーク。事前にOffice365のOneDriveに資料を入れておいたので、会社での環境と大差なく作業を進めることができた。業務内容によって向き不向きはあるとは思うが、時間の有効活用という面にでとても有効なワークスタイルだと感じた。
メリット
- 時間の有効活用
通勤時間がカットされ睡眠時間や家事などに充てることができる。 - 集中できる
電話も携帯なので、他の人への電話の取り次ぎや連絡をする必要がなく、作業の手を止めずに済んだ。 - 健康的
通勤ラッシュや最近の酷暑で会社に出社するまでに疲れ果てていたが、熱中症の心配もなく快適。
課題
- 環境整理
自前のポケットWi-Fiを使用したため、継続的に行う場合はスピードと容量が心配。1日なら問題なし。デスクや椅子など、長時間作業に適したものではないので改善が必要。また、CRMが使えないので翌日に持ち越した作業もあった。 - オンオフの切り替え
就業時間を過ぎてもなかなか思考の切り替えができなかった。自宅ではなくカフェなど外なら違ったかもしれない。 - コミュニケーション不足
Teamsなどでコミュニケーションを取らない限り孤独。ちょっと確認したいという場合もすぐ口頭で確認できないので少しもどかしい。
三者三様のテレワークデイズをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか? 育児や介護と仕事の両立をするうえで、テレワークは今後有効な働き方だと思います。
今回は一部の社員での実施でしたが、今後はより多くの社員で実践していけるよう制度や環境を整えていく予定です。
これからもブログで情報発信していきますのでよろしくお願いします。
※追記:2020年4月22日「Office 365」は「Microsoft 365」に改名されました。