今回のセミナーは11月8日にサイタスマネジメント様と共催で開催いたしました。おかげさまで当日はたくさんのお客様にお越しいただき、ありがとうございました。セミナーの様子をお伝えします。
第一部
第一部、船井総研 那須様のパートでは、サイバー攻撃を受けた後のリスクについて語っていただきました。
実際に被害に遭ったお客様を見てきた那須さんから語られる被害状況はとてもリアルで、他人事とは思えない内容です。午後の昼食後の時間帯にも関わらず、みなさま画面を見つめて熱心にメモをとっていらっしゃいました。
たくさんの事例をテンポよくご紹介されていたので、短時間で多くの情報を得ることができたのではないかと思います。会社の信用に傷がつくだけではなく、業務への影響や対策コストなど様々なリスクがあるんですね。特に感染した後の対策コストが莫大で驚きました。初期投資なんと900万円から…。
サイバー被害の発生は「知らない、見えない、経験がない」の3つが要因になっていると語られました。浅間商事では毎月セキュリティニュースレターを発行し、情報を発信しています。ぜひご活用ください。
第二部
第二部はサイタスマネジメント松島様より、感染予防対策について実演を交えてお話いただきました。
最初に「マルウェア、ウイルス、ワーム」といったセキュリティ用語の説明をしていただきました。聞いたことはあるけど違いを説明するのは難しいですよね。
また、感染被害を実演していただき、対策の有効性を実際に目で見ることができました。通常ウイルス感染の様子を見ることはないのでとても貴重な体験です。特に今年5月に世界的に流行した「WannaCry(身代金ウイルス)」の実演が印象に残っています。対策を施していないパソコンではあっという間に感染してファイルが暗号化され、対策する暇もありませんでした。
インターネットを使っている以上、リスクがあることを理解していなければいけませんね。そのうえで対策をしていくことが必要です。
セキュリティ対策でリスクを低減することはできますが、100%安全ということはないので、日々情報収集やバックアップから復旧できるようにしておくなど、日頃の心がけが大事だと学びました。
これからも浅間商事はみなさまにお役立ていただけるようなセミナーを開催して参ります。