Windows10 は現在 22H2 が最終バージョンで、2025年10月14日でサポート終了を迎えます。
サポートが終了すると・・・?
脆弱性に対するテクニカルサポート、バグ修正、セキュリティ修正プログラムがマイクロソフトから提供されなくなり、Microsoft Update からソフトウェア更新プログラムを受け取れなくなります。
Windows10 (Home/Pro) のサポート期限
バージョン | サポート終了日 |
---|---|
Version 22H2 | 2025年10月14日 |
Version 21H2 | 2023年6月13日 |
※21H2 以前の Windows10 は既にサポートが終了しています。
Windows のバージョンはスタート→⚙設定→システム→詳細情報のバージョン欄で確認できます。
参考「MicrosoftWindows10,Office2016 & Office2019 サポート終了のお知らせ」
合わせて確認!Officeのサポート期限
Office2016 延長サポート | 2025年10月14日 終了 |
---|---|
Office2019 延長サポート | 2025年10月14日 終了 |
Office2021 メインストリームサポート | 2026年10月13日 終了(延長サポートなし) |
ポイント
一般的にサポート終了後は新たな脆弱性が発見されても、修正が行われません。
セキュリティソフトでも、脆弱性を修正する機能はないため、脆弱性を悪用した攻撃による 情報漏えいやPCの不具合による業務停止などのリスクが高くなります。
利用しているOS・ソフトに限らず、インターネットにつながるネットワーク機器・サービスは 何があるか、サポート期限はいつか定期的に確認しましょう。
サイバー攻撃のパターン
パソコンのOS、Officeには、ソフトウェア上の欠陥が存在します(脆弱性)。
攻撃者は脆弱性を悪用し、PCやネットワークへ侵入、ウイルス拡散、不正サイトへ誘導等、攻撃を行います。
この脆弱性への対策は修正プログラムをインストールなどで対応しますが、一般的にサポート終了後のOSやソフトは修正プログラムが提供されなくなり、脆弱性がそのまま放置されてしまうと、サイバー攻撃の足掛かりとなります。 サポート期間中は、バグや脆弱性の修正のため定期的なアップデートを行うことも必要な対策です。
対策
- メーカーから提供される修正パッチや新しいバージョンの利用(手動更新が必要のものは、最新版を確認・適用)
- 古い機器、ソフトなどは、新たな脆弱性に対応した修正パッチが提供されないこともあるため、現在利用しているハード・ソフトを確認し、定期的な機器やソフト、サービスの見直し、不要な機器はネットワークから切り離す
- サポート終了前に、計画的に新しいパソコンやソフトの見直しを
OSのサポート終了後は、各メーカーのソフトやサービスが新たにリリースされた場合、Windows10 に対応しない、またはサポート外になるケースがほとんどです。国外でもパソコン入替需要が高まるため、自社にあった仕様のパソコンが手に入りにくく、納期に時間がかかるといったことが起こりますので、早めにご相談を。