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ソーシャルエンジニアリングとは?(セキュリティーニュースレターVol.111)

2024.08.30
コラム
ソーシャルエンジニアリングとは?(セキュリティーニュースレターVol.111)

ソーシャルエンジニアリングとは?

ソーシャルエンジニアリングは、人間の心理的な隙などを突いて、コンピュータに侵入するための情報を盗み出すことです。

上記のようなアナログ手法の攻撃は、USB接続以外はいつ被害にあったかわかりにくい、原因も突き止めにくい、万全な対策も取りにくいため、個人毎に注意しなければなりません。

何気ない日常業務でもリスクは潜んでいますのでご注意を!

ショルダーハッキング

肩越しに画面を覗き見し、パスワードやクレジットカード番号等の機密情報を不正に入手する攻撃手法
電車内・公共エリア等は、特に注意が必要です。

カフェで作業している女性のPCを物陰から覗く犯人のイメージ

なりすまし

情報システム部門の担当者や銀行のカスタマーサポートなどになりすまし、電話で機密情報を聞き出す手法

悪い男「新しいシステムに設定するため、今ご利用中のパスワードを教えて下さい。」 社員「パスワード ○○です。」

ごみ箱をあさる(トラッシング)

ごみ箱に捨てられた紙の資料や記憶媒体などから、システムの設定情報や、ユーザー名・パスワードなどの不正アクセスするための情報を探し出す行為

ゴミ箱に捨てられる記憶媒体と社外秘書類イメージ

釣り餌(ベイティング)

マルウェアが仕込まれたUSBメモリを人目の付くところに置き、拾って接続したパソコンをマルウェア感染させる手法

廊下で所有者不明のUSBを拾い、PCに挿す初老の男性イメージ

ソーシャルエンジニアリングを利用した主なサイバー攻撃

  • フィッシング、スミッシング
    フィッシングメールやSMS(ショートメッセージ)を利用した偽の通知

     

  • スピアフィッシング
    特定の相手を定めて集中的に攻撃、メールを送りつけフィッシングサイトへ誘導し情報搾取、またはキーロガーなどのマルウェアをインストールさせ、入力情報を搾取

     

  • ビジネスメール詐欺(BEC)
    自社の経営層や取引先になりすまし、費用の振込先変更等を依頼

     

  • リバース・ソーシャル・エンジニアリング
    メールなどでパスワードの更新通知やサポート番号の変更をアナウンスし、ターゲットが主体的に連絡を行うように仕向ける攻撃

     

  • スケアウェア
    偽の警告画面を表示し、偽のサポートへ電話を掛けさせ、金銭要求 etc.

     

サイバー攻撃には、ソーシャルエンジニアリングの手口が多く用いられています。

盗んだ情報を元に攻撃を行い、情報・金銭搾取、マルウェア感染、ランサムウェア等様々な被害につながります。

対策

組織全員での対応

事務所の外や、電話経由といったPCを介さない攻撃が存在することを意識しましょう

  • 日頃から不審なものは確認、報告と情報共有、インシデント時の対応方法の確認を
  • パソコン以外にも、紙資料等の盗み見、シュレッダー処理漏れによる情報漏洩にも注意を
  • 外でも利用するPCにはプライバシー保護フィルターの利用、資料を開く際は周囲の確認を

人為的ミスの対応

不注意等の人為的ミスは避けられません。

PCの取り扱い、持ち出しルール等を定め、定期的なセキュリティ教育を実施しましょう

(当ホームページの情報は執筆時点、もしくは更新日時点の情報に基づいております。掲載後の状況により、内容の変更が生じた際、予告なしに変更・更新する場合があります。)
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