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少し前の時代まで、オフィスのインターネット環境と言えばケーブルでつないだ有線LAN体制が一般的でした。
けれども今では、様々な理由からオフィスの無線LAN化が注目されています。職場に無線LAN環境を構築することで得られるメリットは沢山ありますので、ここでご紹介いたしましょう。
オフィスを無線LAN化するメリット
フリーアドレス制の導入推進につながる
無線LAN化すれば、社内のどこにいてもネット環境や社内サーバーに接続することが可能になります。各々が自由に自分の仕事場所を選ぶことができるので、固定的な職場メンバーとだけでなく様々なメンバーとの交流が促進されてコミュニケーションが活性化するのです。
また、オフィス空間を最大限有効活用することができるため、より小規模のオフィスでも問題なく運営していくことができるようになります。
ペーパーレスで打ち合わせや会議ができる
ノートPCを社内で自由に持ち歩いて業務ができるので、会議や打ち合わせの時にわざわざ資料などを印刷して用意する必要がありません。その分準備にかかる時間が短縮でき、打ち合わせ中もメモや議事録の作成をリアルタイムで行っていくことが可能になり、業務効率化につながります。
また、印刷コストの削減にもつながり、紙で業務を管理することが減るのでデスクやキャビネットの整理、個人情報などの情報管理体制の強化にもつながるのです。
ケーブル要らずでデスクがスッキリする
無線LAN化するとケーブルが不要になるため、配線でゴチャゴチャした職場ともおさらばできます。配線がなくなって職場内がスッキリすると、気分よく働けて業務効率が上がるうえに、配線コストが削減できてレイアウトの変更なども簡単にできるようになるのです。
職場の人員変化などに柔軟に対応できるようになり、変化に伴うコストも抑えることが可能になるでしょう。
無線LAN環境を構築するポイント
これまでお話しした通り、オフィスを無線LAN化することは沢山の良い効果を生むのですが、環境構築に当たっては注意しておきたいこともあります。
セキュリティ面への対策は欠かせない
無線LANを導入するとネットへの接続が簡単になり、フットワーク軽く効率的に働くことができるようになる反面、セキュリティにより配慮していく必要が出てきます。第三者が接続したり通信情報を盗み取ったりすることも、簡単になりやすいのです。
そのため、セキュリティや暗号化を適切に組み合わせて高いセキュリティの無線LAN環境を構築していく必要があるでしょう。
快適なネットワーク環境への配慮を
機器の性能や環境構築に気を付けなければ、有線LANに比べて無線LANは通信状況が安定しないこともあります。無線LAN化後に「ネットワークにつながらない…」と職場メンバーのイライラがつのってしまい、業務効率が下がってしまっては元も子もありません。
職場の状況や規模感に対して、適切な機器の選択やアクセスポイントあたりの接続人員数の整理など、様々な観点から快適な無線LAN環境を設計することが大切になるでしょう。
オフィスの無線LAN化を推進して働き方改革につなげよう
今の時代、労働効率を最大化して限られた時間で十分な成果を出していくためにはインターネット環境をいかに効果的かつ効率的に整えていくかが大切になってきます。
そして無線LANを職場に導入することで、これまで無理だと思っていた働き方が可能になったり、限られた人員や時間で多くの成果を出せたりといった効果が期待できるのです。
積極的にオフィスを無線LAN化して働き方改革を推進し、職場メンバー一人一人の業務の質を高めて大きな成果と豊かな生活を両立させていきましょう。
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