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2020年1月にWindow7、10月にはOffice2010のサポートが終了します。
サポートが終了したOSは不具合などが発見されても修正されることはなく、セキュリティ面の脆弱性が高まります。サポートが切れる前にパソコンの入れ替え・新OSへの移行をおすすめします。
Window7 延長サポート終了まであと88日 (2019年10月17日現在)
製品 | メインストリームサポート終了日 | 延長サポート終了日 |
Window 7 | 2015年1月13日 | 2020年1月14日 |
Office 2010 | 2015年10月13日 | 2020年10月13日 |
サポート切れのOSを使い続けちゃだめ?
一般的にサポート終了後は新たな脆弱性が発見されても修正が行われません。セキュリティソフトでも脆弱性を修正する機能はないため、脆弱性を悪用した攻撃による情報漏洩やPC不具合による業務停止など被害を受ける可能性が高くなります。
つまり、ウイルスに感染しやすい状態になるということです。
どうしても使い続けたいという場合、インターネットに接続しないなど使用方法を制限する必要があります。しかし、「インターネットに接続しないと仕事にならない!」という方がほとんどだと思います。安心して仕事を行うために、サポートが切れる前にパソコンの入れ替え・新OSへ移行しましょう。
サポート終了間際はパソコン需要が急増!
Windowsのサポート終了直前にはパソコンの需要が急増します。実際に2018年、2019年とパソコンを入れ替える企業が増えました。
需要が集中するとパソコンの在庫も少なくなるので、計画的なパソコンの入れ替え・Windows 10への一斉更新をおすすめします。
Window10への一斉更新のメリット
- 管理が楽:OS、office、セキュリティ対策ソフトなどのバージョンがパソコンごとに更新時期が違うと管理がしづらいですね。一斉に更新することで管理がしやすく、業務効率もアップします。
- セキュリティ強化:Windowsを最新の状態にすることはセキュリティの基本です。古いバージョンを利用していると「脆弱性」を突いた攻撃を受ける危険が増えてしまいます。
浅間商事ではパソコン入れ替えのご相談を承っております。お気軽にお問い合わせください。
まとめ
攻撃のパターン
- 脆弱性攻撃を簡単に行うためのツール(exploit kit)が提供されている
- スパムメールやフィッシングメールから、不正プログラムを仕込んだWebサイトに誘導。アクセスしたPCの脆弱性を利用して感染させる
- 不正なプログラムに感染したPCは、不具合、情報漏洩、データ暗号化(ランサムウェア)、リモートコントロール、他者へのウイルス拡散、不正攻撃など様々な被害を受ける可能性がある
被害
- マルウェア・ウイルス感染
- 他PCへ感染拡大
- PC乗っ取り、遠隔操作
- 情報漏洩
対策
- 利用しているPCやOfficeソフトで、サポート切れ間近の製品を利用していないか確認
- サポート切れを迎える前に、利用用途確認と移行の検討
- 対象外のPCでも、利用しているOS/ソフトアップデートを定期的に行っているか確認
参考:
マイクロソフト
ESET マルウェア情報局