浅間商事代表の柳沢です。
ランサムウエア(身代金ウイルス)感染の被害事例
先日、ある町立病院がランサムウエアに感染し、すべての電子カルテシステムが停止、最終的に身代金は払わず2億円かけて新しいシステムを作り直すことになったという衝撃的な事件がニュースになりました。
また、東北の中小企業の基幹システムがランサムウエアに感染し、すべての業務に支障が出ているというニュースも出ていました。
警察庁からも、ランサムウエア感染などのきっかけとなるEmotet(エモテット)というウイルスが再度日本でも活動を活発にしていると注意喚起がありました。
Emotetについては、当社WEBサイト内に掲載している「セキュリティニュースレター」でもその手口や対策などをご紹介していますので、ぜひご覧ください。
Emotet活動再開 被害にあったら取引先にも!(セキュリティーニュースレターVol.79)
Emotet(エモテット)が活動を再開しました。今回は新たに、PDF閲覧のために閲覧ソフトをダウンロードさせる手口が確認されています。また、従来のメールに添付されるWordやExcelファイルを開いた場合の表示例も掲載しております。 | パソコン・複合機・ネットワークの総合IT商社は浅間商事
これらのウイルスは多くの場合、特定の会社を狙って攻撃しているのではありません。ただ、インターネット中にウイルスをばらまき、たまたま穴の開いている会社に侵入しているだけです。小さな会社でも地方の会社でも関係ありません。
中小企業でもウイルス対策ソフトやUTMなどセキュリティ対策の多層防御は進んできていますが、メールや業務システムのバックアップなどが不十分なケースが多いです。
ぜひこれを機に、重要なデータが万一ランサムウエアに感染し暗号化してしまっても業務に支障が出ないかの確認や、データのバックアップ体制の見直しをおすすめします。
ご参考
サイカルJournal by NHKより
病院がサイバー攻撃を受けたとき消えた電子カルテの衝撃
https://www3.nhk.or.jp/news/special/sci_cul/2021/11/special/story_20211119/
プリンターが止まらない 戦慄のランサムウエア 被害企業が語った
https://www3.nhk.or.jp/news/special/sci_cul/2021/11/special/net-underground/ransomcrisis/
今月の中小企業のデジタル化事例
ある会社の経理の方の事務所のパソコンと、助成金で購入したノートパソコンをOneDriveで同期し、自宅から事務所のデータを見て仕事ができるようにいたしました。
次の日、お礼のメールをいただきました。
「早速、本日から在宅で仕事です。クラウド非常に良いです。金銭的にソフトを購入した方が良かったかな? と思っていましたが、今はその悩みが吹き飛ぶくらい便利です。」
喜んでいただけて大変うれしいです。
【第1回:OneDrive編】「Microsoft 365」で実現!中小企業の業務効率化
中小企業の間でも普及が進む「Microsoft 365(マイクロソフト サンロクゴ)」。多機能なOneDrive、SharePoint、Teamsは、利用目的を絞ることで社内で各サービスの理解と活用がぐっと進みます。第1回「OneDrive編」では「個人用フォルダ」としてのOneDriveを解説いたします。 | パソコン・複合機・ネットワークの総合IT商社は浅間商事
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