浅間商事代表の柳沢です。
今回は当社の現場メンバーの声からみえた、最近の中小企業ITのトレンドについて共有します。
① インターネットの高速化
インターネットを使う機会が増えているため高速化したいというご要望を非常に多くいただいています。
お客さまごとに原因や改善方法が異なりますので一度調査が必要ですが、当社の宇都宮支店ではUTM(セキュリティ機能付きルーター)を入替えたところダウンロード速度もアップロード速度も約3倍になりました。
これでインターネット利用の待ち時間が1/3になるとメンバーが喜んでくれたと同時に、入替をしていなければ他社よりも3倍の時間を業務にかけ続けていたのかもしれないと、変化の大きさに危機感も覚えました。
※画像:インターネット回線スピードテスト(株式会社USEN ICT Solutions)
② 業務用Wi-Fi
ノートパソコンの使用やWEB会議などが増えたことで業務用Wi-Fiの導入も増えています。この先も多くの工事依頼をいただいています。
家庭用Wi-Fiと比べた業務用Wi-Fiのメリットは安定性です。
Wi-Fiがよく切れる、つながらなくなる場合には業務用Wi-Fiにすることで改善する事例が多いです。
また、機器だけではなく設定にもノウハウが必要です。電波の周波数やIPアドレスの割り振り方などで改善することもありますので、ぜひプロにご相談ください。
当社ではWi-Fi 6Eという最新の規格をテスト導入したところ、パソコンとWi-Fiアクセスポイントとの通信速度が約2倍速くなり、これにもまた驚きました。
③ Windows 11
Windows 11もかなり導入が進んできました。新規にパソコンを購入されるお客様のほとんどがWindows 11です。
Windows 10のサポート切れ(データが更新されなくなりセキュリティ上重大な問題が発生する)期限が、2025年10月14日とマイクロソフトから公表されています。
中小企業の場合、パソコン全台一括で買い替えるよりも毎年数台ずつ買い替えられるケースが多いです。
Windows 10のサポートが切れるまで少し期間はありますが、まだWindows 11が1台もない場合は、今のうちからテスト導入を進めて操作や設定に慣れておくと安心です。
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